【開催報告】令和8年度 第1回キラメキ交流サロン ボードゲーム体験会
2026/09/08
こんにちは。
今年度より環の会理事を務めさせていただきます、株式会社たかのはイデアの青木です。
2026年9月5日(土)、京都経済センターにて、京都産業21環の会「第1回キラメキ交流サロン」を開催しました。 冒頭、齋藤会長からご挨拶をいただき、ボードゲームが社員研修やチームビルディングなどにも活用されていることをご紹介いただきました。

続いて株式会社MIRISE(ミライズ)の小島拓也様・上野木綿様、大興印刷株式会社の成尾恒一郎様、なんでもあそびデザインの橋本高志様からボードゲームの開発・販売や制作、障害者支援など、それぞれの活動についてご紹介がありました。
今回のボートゲーム体験テーマはコミニケーションでした。
「ちゃんと伝えたつもりなのに、なぜか伝わっていない」
経営者や管理職として、そんな経験はないでしょうか。
社員に説明し、指示を出し、本人も「分かりました」と言っていた。それなのに、後になって「思っていたのと違う」ということが起こる。日頃のコミュニケーションについて、少し違った角度から考える機会となりました。
また、ボードゲームには、「伝える」「理解する」「協力する」「相手の立場で考える」といった、企業経営や人材育成にもつながる要素がたくさん詰まっています。そして、遊びながらだからこそ、肩の力を抜いて自然に気づけることも大きな魅力です。
3つのゲームから学ぶ「伝える・理解する・協力する」
今回体験したのは「JUST ONE」「ito」「tele craft」の3種類です。

「JUST ONE」は、みんなでヒントを出し合って一人がお題を当てるゲーム。出したヒントが重なると使えなくなります。また「自分が分かる言葉」ではなく、「相手なら、どんな言葉なら分かるだろう?」と考える必要があります。仕事でも、伝わらない原因は説明不足ではなく、相手にとって分かりやすい伝え方になっていないことがあると気づかされます。

「ito」は1から100までの数字カードをテーマに沿った言葉で表現し、全員で小さい順に出す協力型ボードゲームです。
例えばお題が「おにぎりの具で人気なもの」であるとしたら、自分が引き当てた数字と人気度を考え合わせて具材名を言い合い、人気度ランクを協力して低い順から並べていきます。人によってイメージや基準がまったく違うことが分かります。「自分にとっての当たり前」が、相手にとっての当たり前とは限らない。相手の価値観を知ることが、信頼関係づくりにつながることを実感しました。

「tele craft」は、火星に取り残されたクルーたちを地球から設計図を音声だけで伝える設定のボードゲームです。 プレイヤーは、言葉の指示だけでバラバラのパーツを使って機材を組み立てます。協力プレイと思考力を活かす要素が魅力です。「どう言えば伝わるのか」を考えながら進めるため、伝達力と理解力の両方が求められます。簡単そうに見えて意外と難しく、思わず笑ってしまう場面もありました。

最後に橋本様が開発した「防災」をテーマにしたゲームも体験。それぞれが会社の役職になり、出勤時に災害に見舞われたらどのような移動手段(交通網)選択するか等を、すごろく方式で進める中で、「会社として災害にどう備えるか」「自分の立場ならどう判断するか」を自然に考えさせられる、楽しさと学びが一体となったゲームでした。
「遊び」だからこそ生まれるコミュニケーション
今回、特に印象的だったのは、ゲームが始まると参加者同士の会話が自然に生まれたことです。
「それはどういう意味?」
「なるほど!」
「そう考えるんだ!」
年齢や立場に関係なく、そんな会話が次々と生まれました。
会社でも「もっとコミュニケーションを取りましょう」と言うだけでは、なかなか難しいものです。だからこそ、まずは一緒に笑い、一緒に考え、一緒に体験する。その中から、自然な会話や相手への興味が生まれるのではないでしょうか。
ボードゲームは、社員研修やチームビルディング、新入社員同士の交流、世代を超えたコミュニケーションなど、さまざまな場面で活用できる可能性を感じました。
そして今回の体験を通して、私自身「ぜひ家族ともボードゲームをやってみたい」と思いました。
私には、年に1~2回しか会わない甥と姪がいます。普段会う機会が少ないうえ、二人ともスマホゲームで遊ぶことが多く、なかなかゆっくり話す時間もありません。今度会ったときには、スマホを少し置いてもらって、一緒にボードゲームをやってみたいと思っています。
ゲームをしているうちに、普段は聞けない話が出てきたり、「こんなことを考えていたんだ」と新しい発見があったりするかもしれません。会社でも家庭でも、「一緒に遊ぶ」という時間が、人と人との距離を近づけるきっかけになるのだと感じました。
ご参加いただいた皆さま、そしてナビゲーターとしてゲームの楽しさや奥深さを伝えてくださった小島様・上野様・成尾様・橋本様に、心より感謝申し上げます。
京都産業21環の会では、これからも会員同士が交流し、楽しみながら学び、新しい気づきやつながりを生み出せる機会をつくっていきたいと思います。
次回のキラメキ交流サロンも、どうぞお楽しみに!