お知らせ / 10月, 2018年
キラメキ交流サロンに松山大耕氏をお招きし『お寺に学ぶ 柔軟な組織のつくり方』を聴きました(平成30年10月23日)
2018-10-25
今回のキラメキ交流サロンは『お寺に学ぶ 柔軟な組織のつくり方』と題して、妙心寺退蔵院副住職の松山大耕氏をお招きして、身近で話をお聴きする機会を設けました。
約2500年の歴史を持つ仏教。その営みの中心であるお寺は、人を養い、祖先を祀り、人々の集う場所であり、そして文化の発信地として長い歴史をつくり上げてきました。正に最古の「組織」ともいえるのが仏教です。
今回のお話のポイントはこうでした。
・人は言われたことはしない(見たことをするので見せることが重要)
・わざと教えず考えさせる(教えても残らない。考えることで人は成長する)
・上手な継承とは、「やってはいけない」ことを伝えること(成功に法則はないが失敗には法則がある)
・瞬時に動くことが重要(人の心はすぐやることで動かされる)
・能力ではなく「働くこと」「動くこと」が大事(「できる」と「やる」とは大違い。制限がある中でも精一杯やって成果を出すことが大切)
・信頼関係を基に叱ってくれる言葉を大切にする(このお叱りは「ご馳走」と呼ばれている)
経営に関してだけでなく、人の生き方そのものにも通じる話でした。